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対応機種:NES (国内未発売) 発売日 :1992/02? 価格 :? 発売元 :KONAMI (ULTRA) 開発元 :KONAMI (日本人スタッフ) 関連web :http://www.konami.jp/gs/game/neocontra/history_03.html Briefing. 魂斗羅。 80年代から90年代、ゲームフリークを沸かせたコナミの看板タイトルである。解りやすいシステム、絶妙なゲームバランス、『エイリアン』や『ランボー』を髣髴とさせる硬派な世界観・・・。日本は元より海外(特にアジア圏)で大ヒット。アクションゲームの最高峰として挙げられる声も少なくない。 1994年のメガドライブ(MD)『魂斗羅 ザ・ハードコア』を最後に本シリーズは一時的に表舞台から消えるものの、2002年にPS2で『真魂斗羅』として復活したのは記憶に新しいだろう。2011年1月現在までに国内で15作がリリースされている。 だがそれら以外にもシリーズ作品が存在したのをご存知だろうか? ファンの間では残念ながら黒歴史扱いになっているプレイステーション(PS)版の2作以外にも、一つだけ存在しているのだ。 それがこの『コントラフォース』である。 悲運の発売中止 本作は1992年、海外のファミコン(NES)にて発売された。当初は国内でも発売予定があったものの、惜しむらく発売中止になってしまう。世間ではスーパーファミコン(SFC)『魂斗羅スピリッツ』の発売で盛り上がっていたという事もあり、やむを得なかったかもしれない。 ちなみに国内版のタイトルは「アークハウンド」となっていた。開発者の方によれば『極道刑事』という案もあったらしい。つまり本作は本来『魂斗羅』の名を冠したオリジナルタイトルだったのだ。 実際発売された海外では、マーケティング対策の一環として知名度のあった『Contra』が採用された・・・というのが正直な所なのだろう。 コナミファン髄涎のシステム 仮にも『魂斗羅』の名を語っている以上、内容は2Dアクションシューティングだ。 全5ステージ構成で奇数面は横・偶数面は縦スクロールで展開する。ゲームボーイ(GB)版をイメージすると分かりやすい。だがシステム面はかなり独創的な --- 、いや、往年のコナミ黄金期の美味しい部分を詰め合わせた極めて面白いモノに仕上がっている。 中でも特筆すべきはパワーアップ関連だ。 なんと本作では敵を倒すことによって得られるパワーアップカプセルを所得し、任意の装備を獲得していくというあの『グラディウス』形式を採用している。 基本装備は2連射のマシンガンだが、ラピッドショットやバズーカ・ホーミング・ファイヤー・グレネード・他にはクレイモア(地雷)etc...武器は実に多彩だ。特にバズーカは破壊力だけでなく効果音も派手であり、爽快さは群を抜いている。 『グラディウス』のオプションに当たる部分は連射数の増加、そしてシールド部分はジャンプ中完全無敵になるというのも心憎い。 もう一つの大きな特徴はリアルタイムで切替可能なメンバーセレクト方式の採用。 プレイヤーキャラは4人、それぞれ装備可能な武器やジャンプ力が異なる。 ステージ毎やゲームオーバー時に切り替わるのではなく、ゲーム中はいつでも選択が可能なので所得した装備の温存が出来るようになった。こういったコンセプトは後の『魂斗羅 ザ・ハードコア』に受け継がれる。 が、意図的なのかは分からずじまいなのでおそらく唯の偶然だろう。 また時間制限有ながら、1人でも相方をCPUに任せてプレイ可能な擬似協力モードも搭載されている。 消化不良な部分もあるが、フォーメーションも数パターンあり、なかなか試みとしては新しいと思う。 お蔵入りの理由・・・? 勿論欠点もある。 最大の難点は異常なまでの処理落ちの激しさ。スプライトオーバーの為、2人同時プレイではそれが顕著に表れる。キャラクタが比較的大きいこともあり、ファミコン(FC)の性能では表現が難しかったのかもしれないが、アクションとしては大きな問題だ。 ゲームバランス部分もお世辞にも取れているとは言い難い。ステージ道中で所得可能なカプセルは決して多くなく、それでいてミスすると一気に装備は全て失われてしまう。せっかく面白いシステムなのにパワーアップの恩恵を感じにくいのだ。任意スクロール型なので戻れば敵も復活し、時間をかければ稼ぐことも可能だが、それではテンポがあまりにも悪いだろう。 ボリュームを含め、総合的な完成度で旧作に劣ってしまうのは否めない。これが国内で発売中止になった一番の理由なのではないだろうか。 根底に流れるもの 本作は今までのシリーズのようなクオリティは残念ながら持ち合わせていないのかもしれない。 では駄作なのか --- ? 胸を張って言おう、答えは「NO」である。何故なら十分に『魂斗羅』のエッセンスを織り交ぜ、熱い"志"を感じさせる作品だからだ。 無意味に熱い回転ジャンプや2人同時プレイの採用、『スーパー魂斗羅』に劣らずオケヒを多用した極上のBGM。操作性も悪くない。演出もなかなか力が入っており、最終面開始時にボスを追跡しながら突き進むシチュエーションは思わず手に汗握る事必死だ。 熱心なファンからは主人公がビル・ライザーでないとの声も上がるかもしれない。・・・では『魂斗羅ザ・ハードコア』はどういった評価を受けただろうか? そう、問題はそんな些細な部分ではない。 形は違えど、本作も紛れもない一つの『魂斗羅』なのである。 今となってはファンの間でも話題になることはなく、手に取る機会もなかなかない作品。 それでもアクション好きの御仁なら何かしら得られるものはあると思う。 TIPS. アジアでは『魂斗羅』は非常に人気があるせいか、かつて露店で販売されていたin1モノで本作をお目にかかる場合もある。但しタイトルは『魂斗羅6』となっており、キャラクタが書き換えられているのが特徴。 『スーパー魂斗羅』のグラフィックを流用しているせいなのか、むしろこちらの方が本物っぽい印象も受ける。・・・無論、スタッフロールやOPデモは黒一色でカットされているが。 PR |
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